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イルカとクジラの違いについて 【3】
イルカとクジラの違い 【3】はイルカとクジラの「身体の各部名称について」です。ヒゲクジラ亜目の外部形態
![ヒゲクジラ亜目の外部形態 ヒゲクジラ亜目の外部形態](http://whales.dolphins-world.net/wp-content/uploads/2009/12/guide-whales03-530x331.jpg)
吻 :鼻面。頭骨の上顎もさします。
クジラヒゲ:
上顎の内側に垂れ下がるケラチン質の板。歯の代わりに餌をとらえるのに用いられます。
ヒゲ板の密度や房毛の粗さは種によって異なり、ヒゲ板の数や幅、長さの比率などと合わせて種の同定の規準になっているそうです。
![ヒゲクジラ亜目の外部形態 ヒゲクジラ亜目の外部形態](http://whales.dolphins-world.net/wp-content/uploads/2009/12/guide-whales04-250x156.jpg)
![ヒゲクジラのウネ ヒゲクジラのウネ](http://whales.dolphins-world.net/wp-content/uploads/2009/12/guide-whales05-250x156.jpg)
ウ ネ:一部のヒゲクジラ類に見られる、多数の長い溝。
顎の先端から後方へ伸び、ヘソの付近まで達します。(ヒゲクジラ類でもウネのない種があります)
尾 柄:クジラ類とジュゴンの背ビレと尾ビレの間の側扁した部分、尾ビレの付け根の細い部分、尾の直前、尾と体をつなぐ部分をさします。(ジュゴンはクジラ目ではなく、海牛目に分類されます)
ハクジラ亜目の外部形態
![ハクジラ亜目の外部形態 ハクジラ亜目の外部形態](http://whales.dolphins-world.net/wp-content/uploads/2009/12/guide-dolphins02-530x304.jpg)
脇窩(えきか):人間で言う「脇の下」にあたり、海棲哺乳類ではヒレの下をさします。
尾 柄 :クジラ類とジュゴンの背ビレと尾ビレの間の側扁した部分、尾ビレの付け根の細い部分、尾の直前、尾と体をつなぐ部分をさします。
![ハクジラ亜目の外部形態 ハクジラ亜目の外部形態](http://whales.dolphins-world.net/wp-content/uploads/2009/12/guide-dolphins03-250x171.jpg)
![ハクジラ亜目の噴気孔 ハクジラ亜目の噴気孔](http://whales.dolphins-world.net/wp-content/uploads/2009/12/guide-dolphins04-250x171.jpg)
クチバシ、または吻:クチバシ、または鼻面。頭骨の上顎もさします。
ヒゲクジラ類の場合ではクチバシではなく、「吻」と呼びます。(クチバシがないので)
口唇線:ヒゲクジラ類の場合では、この口唇線を縁取るように「クジラヒゲ」があります。
クジラヒゲとは、ヒゲクジラの上顎の内側に垂れ下がるケラチン質の板で、歯の代わりに餌をとらえるのに用いられます。
溝 :一部のヒゲクジラ類では、この辺りに多数の長い溝があり、これを「ウネ」と呼びます。
ウネは顎の先端から後方へのび、ヘソの付近まで達します。